“ ルルド ‐ フランス ”



イギリスでの授賞式後に念願のルルドへと行きました。

南フランスのピレネー山脈の麓にあり、カトリック聖地の一つです。

*何故か日本ではルルドと紹介されていますが、

現地ではロウルドの発音に近く、ルルドでは通じない!


19世紀に この地で14歳の少女ベルナデットの前に聖母マリア様が現れ、

ルルドの洞窟に湧いた泉が数々の難病を治したという奇跡の聖水の地です。


私は信者ではありませんが、

2012年にルルドの教会の特別な式典の為に

祭壇用レースカバー制作プロジェクトの参加依頼を受け

140人の一員となった事がきっかけでした。


そのレース作成中に、偶然にもテレビでルルドの奇跡の古い映画を見ることが出来・・・、

2013年には膵臓癌という大病からも奇跡的に今にあり・・・

健康なのは 本当にそれらのご縁のお蔭かとも思い、

いつかルルドの地を訪れて、お礼参りをしたいと考えていました。


今回バーミンガムから飛行機でパリ。 バス移動でオルリー空港に行き

小さな飛行機でルルドへと行きましたが、1日3便。 満席!



ゆっくり2泊をしたくて、リゾート&スパのホテルを予約。

部屋のバルコニーからは残雪のピレネー山脈やルルド教会などが見られ、

滔々と流れる川の音と共に、景色はとても美しかった!!!


ホテルから聖地までは道なりに徒歩5分にも拘らず道に迷い

毎年カリフォルニアからボランティアで来ているシスターに訪ねると

運よく広大な聖地の中をいろいろと案内をしてくれました。


翌朝7時半からのミサ、教会めぐり、お礼のローソクお供え、夜9時半からのローソク行列と

思いのほか ルルドは早朝から夜遅くまで大変な1日でした。


夜7時半ごろになるとミサのために続々と人が集まり

世界から来た何百という車イスを必要とする人たちには

1台に2~3人のボランティアの人が付き、連れて来てくれます。


紙製の風よけが着いたローソクは近くのお土産やで購入が出来ます。

近年の猛暑の為にローソクが曲がってしまうせいか

所々では 風よけの紙に引火してしまう人もあり、

私もスタート前に引火してしまいました・・・

ローソク行列参加は今回の大きな目的の一つでもあり、

一度は消化したものの、再度、隣の人に火を分けて頂き、無事参加!

讃美歌、お説教など全てが終わるのは、夜10時半過ぎ。

それから街ではワイワイと飲んだり食べたりで深夜までにぎやか!


聖水は石壁に設置されたボタンを押すと出てきて、

自身が用意したケースに無料で入れて持ち帰れます。


知り合ったシスターによると、飲んだり患部にこすり付けたり、

バスタブに少しでも入れれば沐浴の効果があるそうです。

年齢のせいか、聖水を必要とする人が私の身近に多く、

家族の分も合わせると瓶が幾つもに!

瓶はお土産屋で購入でき、ホテルで熱湯消毒後に聖水を入れました。

冷蔵庫で一年は保存可能との事です。

シスターの教え通り、ホテルのバスタブにも入れて沐浴もしました。


勿論、何か身体に異変を感じたら直ぐに病院に行き、

西洋医学、東洋医学(漢方など)の治療を受ける事が必要です。

それ以上には、やはり神頼み!



私にはとても重い聖地でしたが、

また何時か、今度は1週間位のんびりと来たい所でした。




《 コットン 》

2019年9月3日


気が付けば、梅の実ほどの大きさの三角型の実が割れて

中から白い綿が三本状に出ていました。

綿の栽培は2回目ですが、今回のは花が小さいせいか綿も小さい。

また、実りが2カ月ほども早い気がします。

ワタの栽培は、花が咲き、実が出来て、綿ができ・・・

成長過程がとても楽しい!!!


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《 51 》

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ピロ―トーキング≪49コットン

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洞窟の中央に湧水があり、ここでもミサがある。

ルルドの教会とガブ川


綿あめの様な白い綿

毎日行われる
ローソク行列とミサ

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